昨日の景 [写真]
昨夜のうちに雪に変身、朝の庭は2センチくらい積もっていた。ゴミ出しは長靴を履いて雪の上を踏みしめて歩いた。そういえば夜中に何度か屋根を滑って落ちる雪の音を聞いた。車道の雪は昼過ぎには消えたが,舗道や中通りの道はまだ雪が残っている。2階の窓から見える屋根はどこも白いままである。晴れ間を見て近くのスーパーまで買い出しに行く。去年脳震盪を起こした場所なので、長靴をはき注意深く歩いた。川中にコサギと鴨が休んでいた。
待ってました! [写真]
屋根にパラパラと音がしたので玄関を開けて驚く。大粒の霰が降っている。瞬く間に地面は白くなっていく。早速、北大構内に向かう。信号待ちの時間がもどかしい。何度も現地に着いたら雪が止んでしまったことを経験しているから。しかし、今日は大丈夫。霰が霙に代わりますます激しさを増す。遠雷の音まで聞こえてきた。イチョウ並木の足元には無数の銀杏が落ちていた。1日で風景ががらりと変わるのがこの時期。数年に一度の紅葉と雪のコラボを小1時間も撮っているとカメラもひどいことに。虐待に強いカメラで助かる。
長い夜 [写真]
昨日の帰りがけ、厚い雲間から顔を出した夕日が山に沈む光景に出会った。わずか10分程度の出来事であったが、めったにない出会いなので車から降りで撮った。夕暮れ時は早く、4時を過ぎるともうあたりは暗い。車のライトの帯が流れる水のように続く光景を見ながら家路につく。夜の時間が長い生活があと数か月続く。
静謐な空間 [写真]
駐車場から700メートルのところにその滝はあった。入り口に一歩足を踏み入れた途端、今までの極彩色とは一変した世界が開けた。紅葉は2週間前に終わったとか。左右の木々は一枚の葉もつけていない。裸木が立ち並んでいる。カラカラと音を立てる足元の枯れ葉と小川のせせらぎの音だけが響く。何と美しく心休まる光景だろう。紅葉に染まっていた眼にはすべてが新鮮であった。
晩秋の光 [写真]
今日も快晴で温かい1日であったが、気合が入らずダラダラして過ごした。こういう時はいっそ何か忙しいことがあった方が気が紛れていいのかもしれない。年賀状に使う写真でも探そうか。ここ数年は我が家の庭の草花を撮ったものを使っている。去年はドウダンつつじが見事に紅葉したものを使った。今年は際立ったものがなかった。さて、どうしようか。写真のバックは北大第2農場に残るサイロ。
沢山の応募を願って [写真]
昨日はあんなに寒く一時小雪もちらついたのに、今日はぽかぽか陽気で実に気持ちがよい。と言っても昼から公募展の、募集要項発送作業で3時間ほど室内にいたので、その恩恵はあまりなかった。コロナ感染者急増中、担当の皆さんがは集まって黙々と仕事をこなしていった。コロナ禍は依然として続いているが、来年の2月の締め切り日には、たくさんの方から応募があることを願うばかりである。
最後の緑 [写真]
去年6年堆肥を売りに来たので今年も6袋注文しておいた。とても一人では持てないので私も出動して庭に撒いた。もう終わろうとした頃雪が降り始めた。せいぜい15分程度だが、初雪であることに間違いない。カメラを持ち出したが、ほんの少しの痕跡しか映っていなかった。相棒は早速洗濯物の干し竿をしまう。この後また温かさが少し戻るそうだ。まだ花の咲いているプランターが3つ残っている。
最後の黄 [写真]
例年文化の日は北大のイチョウ並木が金色に染まるピークを迎える。金色の葉が風に吹かれて花吹雪のように舞う光景はこの世のものとは思えない美しさであるが、そんなシーンには簡単に出会えるものではない。家から近いので昔は何度も通ったもものだ。ここで顔見知りと出会うこともなくなり寂しい限りである。みなコロナ禍を心配して外出を控えてるのだろうか。
最後の赤 [写真]
紅葉はどれも同じ、見た目にはきれいでも写真にはならないといいながら、天気が良いとそこここに出かけてシャッターを押す。今年はモミジの赤が特に目に入った。北海道の紅葉は赤、黄、緑とカラフルなことに特徴があり、赤は本州にかなわないと思っていた。私の印象だけかもしれないがこんなに赤が美しいと思った年はない。今日の赤で紅葉の打ち止めにしたい。