千変万化の天気 [写真]
暖かな陽ざしの中、先日相棒がした冬囲いを外す作業を5,6か所する。後はまだ雪が深くてできない。そのうちに花曇りの空模様となる。近くを散策と思って外に出ると風が冷たく身を切るような寒さである。家の脇から頑張って土手に上ると、下の小川には鴨のカップルが数組川面を泳いでいた。やがてファミリーの姿が見えるだろう。あっという間に天候は急変し冷たい霙となり、道路からは白い湯気が立ち上る。ほうほうの体で家路を急ぐ目につくしんぼうの姿が見えた。帰宅すると、ボタン雪がちらついた。弥生の最終日は千変万化の天気である。
土手を歩く [写真]
昨日家の横の土手を歩いている人を見かけたので、どこかに上る雪解け道があるはずだと、スーパーの帰りに探す。
信号の脇に入り口が見えた。そこから土手に上ると、いつも道を隔てて見ていたネコヤナギに沢山の芽吹きがあった。去年の今時期より膨らみは小さいようだ。今年の大雪で枝が数本折れてぶら下がっていた。風が強くなかなか止まらなが、少し暖かい姿がレンズの先に見えた。
冬靴を脱いで [写真]
舗道の雪も溶けたので、今日は冬靴を脱いで短靴で出かけた。足元が軽い。土手の路を歩いている人がいたので明日はネコヤナギを見に行こうと思う。帰宅すると相棒が庭の冬囲いを外し始めていた。まだ家の後ろは雪なので、急ぐことはないと言うと「縄をほどいたら躑躅も気持ちよさそうだ」と言う。去年植えた100個のチューリップがモヤシのような姿を見せていた。うまく育つだろうか。陽がどんどんさしてほしい。
手稲山の残雪 [写真]
路肩に積もっていた雪はここ数日のプラス気温でかなりなくなった。しかし、こう大通公園を通ると一面にまだ雪が残っていた。今年は雪祭りがなかったからこれは降り積もった雪である。上を見上げると手稲山にはまだくっきりと残雪が見える。この雪が完全になくなるのは北海道神宮祭がある6月中旬すぎである。まだ木々の緑はなく灰色の世界が広がっている。
青空に向かって [写真]
去年の今頃この木の芽吹きをUPして、「ネコヤナギが芽吹いていた」と書いた。見た方からコブシかモクレンでないですかとご指摘があった。今日同じ木の前を通ったので名前の札を見ると「サクラモクレン」と書かれていた。初めて聞く名なので検索するとシモクレンとハクモクレンの交雑種で最も多く栽培されているとあった。1年経ってやっと間違いを正せた。今日は風が冷たいが快晴。相棒がフグちりを食べたいというので出かける。途中で孫から「お爺ちゃん飲みすぎ」のコメントが届く。
顔を出す自転車 [写真]
春先の立木の雪解けは木の根から始まる。温められた木の放射熱が周囲に及び風によって窪みを中心に暖かい風の渦によって可愛いえくぼができる。早春の地象的営みである。なんとそこから姿を見せたのは放置された自転車である。北大構内にはこんな光景が何か所も見られる。今の学生にとって自転車は放置しても構わないものなのか。
活動開始 [写真]
雪解けとともに外出の機会が多くなった。今日は朝から夕方まで3か所に出かけ、打ち合わせやら作業やらと忙しい時間を過ごした。しかし、何かしら心楽しいのは人とのかかわが多いせいだろう。月末までにまだ2,3回の外出予定があり、写真展にも顔を出したい。人との活動が徐々に増えだしているが、久し振りに通った地下街はなにかしら元気がない。
山本純一写真集「カムイの生命(いのち)鼓動する野生」 [写真]
知り合いの写真家山本純一さんが新聞社から出版した写真集「カムイの生命(いのち)鼓動する野生」が届いていた。10年の歳月をかけて撮った作品101点が掲載されている。マイナス25度酷寒の地に何泊も車中泊をしながら知床の山や羅臼の海で厳しくも美しく生きる野生動物と対峙してその姿を捉えた作品は大きな感動を与える。親子ほどの年の違いを超えの付合いである。コロナ禍を耐えて、今回写真展の開催とそれを記念しての写真集の出版、心のからの声援と拍手を送りたい。
雪割り [写真]
黙っていても暖かくなったら溶ける雪を、排雪でアスファルトが顔をだした道路に、庭や家の軒下に積もっている雪をスコップで取り出して広げる。1日でも早く土の顔を見たい気持ちからするもので、心楽しい春先の仕事である。子供の頃父親が頭に手ぬぐいを撒いて、上半身はシャツ姿でつるはしを振るっていた姿を思い出す。好天の今日相棒がそれをしていた。
雪解け [写真]
ここ数日のプラス気温と雨で、雪量が減り今まで隠れていたものが日ごとに顔を出し始める。雪は覆い隠してくれるが、無くなるわけではないから、雪解けと共にいらないものがまた顔を出す。春先はこの汚い光景に目をつぶって我慢しなければならない。やがて梅や水仙、桜が美しい色どり江尾そえてくれるその日まで。
やっと来た市のパトナーシップ排雪 [写真]
例年なら車道に20センチは積っている雪をまず削ってそれから舗道の雪を排雪する段取りだが、今年は実施が遅れたせいもありすでに車道はアスファルトが顔を出している。それでは舗道の雪をすっかり持っていくかと思っていたら、向かい側は車道のところまで、我が家側は舗道の半分の雪を排雪していった。舗道だって市道なのにと言いたいところだが、60cmの大雪に対応できない市の除雪体制に文句を言う元気もない。とに角1本道から1車線の道になったのは気持ちがよい。
変わりゆく街 [写真]
新幹線の乗り入れに伴い駅界隈の風景は一変するようだ。私の好きな街の風景は変わってよくなっと思った記憶はまずない。伐採された街路樹や取り壊された煉瓦や札幌軟石、大理石の歴史ある建物など惜しいと思うものがあまりに多い。人工的な色合いが多くなっていく公園や河川の護岸なども残念だと思う一つである。出かけた先から帰って、札幌の街に降り立った時のあの空気感だけはせめて変わらないでほしい。
ぬか喜び [写真]
新聞を手にしていると「百年にわたり信じられてきた定説が近年の脳科学で覆される」と言う記事が目に入る。更に読み進めると、脳細胞に必要な栄養を与えることで脳細胞の増殖・分裂に成功とあり最後に,中高年に必要な栄養は「核酸」中心とする5つの栄養と結んでいる。更には核酸を多く含む食品名が並べられている。自分だけがその記事を読んでいる思いで、これでもうもの忘れはしないぞと喜んだその時、ページの角にある「広告」の文字が目に入った。(掲載写真は本体が丸見えの木)
土恋し [写真]
コロナが収束したら行ってみたい観光地と言うアンケートに北海道は東京、富士山に次いで3位であったとか。しかし、誰も冬の北海道は想定していないだろう。週末から連休にかけても雪の予報が出ている。溶けては積り、積っては溶けるを繰り返してやっと土が顔をす。北方季題春の部に「土恋し」と言う季語あることでも土が顔を出すのをひたすら待ち焦がれる北国の人の心が伝わってくる。
春遠からじ [写真]
折角路肩の雪量も減り、アスファルトも乾いてとても歩きやすくなった思っていたら、昼過ぎ横殴りの激しい雪が降り始め、まもなく霙に代わり、最後は雨になった。三種混合のお天気がまだ続いている。同じ1年を長く楽しめる暖かな所とその半分ほどしか楽しめない北国。住むところでずいぶんと天候の恩恵はちがうが、災害が少ないのが何物にも代えがたい良いところなのかもしれない。
懐かしい顔 [写真]
明日から所属している会の年1回の展覧会が始まる。今日は作品搬入の日である。1年ぶりと言ってもいい懐かしい顔と再会。口々に「お久しぶり、元気だった?」と声が飛び交う。会場は一気に盛り上がる。皆人恋しく人との出会いを待ち望んでいたようだ。コロナ禍の中で例会はお休みが続き、勉強の場は少ない1年だったが、それぞれが力作をもって集まった。明日からの展覧会が楽しみである。
旅立ちの日 [写真]
3月15日は市内の大学の卒業式が多く行われる。あいにくの雪が朝から降り続き本州のように梅や桜の花に囲まれての旅立ちとはならなかった。加えてコロナ禍3年目の今年は、付き添いは学生1名につき一人とか、学部が午前午後に分かれて蜜を避けての式となったりしている。掲載写真は11年前の今日のもの。同じ雪でもボタン雪だから気温が温かいことが分かる。今日は細かく小さい雪が朝から降り続いている。
時計台の外壁 [写真]
名誉ある日本三大がっかり名所に名を連ねている札幌時計台。明治11年に建設されて以来、数度の修復工事を経て札幌の街の中心部に、ビルに囲まれて建っている。近づいてみると何度も重ね塗りされたペンキが剥落して悲惨な姿を呈している。しかし、よく見るとそこかしこにまるで抽象画のように見える部分がある。そんな場所を探して建物を一巡するのもまた楽しい。
今日の春2 [写真]
諸般の状況で最近四つん這いになって床拭きをするのが大変つらい。そんな時、TVの通販ショップの誘惑に負ける。
この種のものを何度か購入して失敗を体験済みだが、あの巧みな宣伝にはついつい乗せられてしまう。まあ値段も手ごろだしあまり期待しないでと注文をした。簡単な組み立てなので私でもすぐできる。早速使ってみると、まあまあいけるではないか。床から壁まで面白くなってやってみる。完璧とは言えないが、汚れているよりはましである。