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冬将軍 [雑感]

 

 11月後半、山野の雪が根雪かと思われる時期、いよいよ冬本番到来の感じを「冬将軍」と言うのは、かつて、さしものナポレオンも自然の猛威に勝てず、モスクワを撤退したことから冬の厳しさの異名として使われるようになった言葉だそうだ。札幌は連日最高気温がプラスにならない真冬日。帽子のありがたみを痛感する年代になった。まさか11月から根雪になることはないと思うが・・・・今夜もまた荒れるらしい。

 


ヒヨドリ初訪問 [雑感]

 連日真冬日並の寒さが続く。今年もまたヒヨドリの姿を見たので、庭木にリンゴを置く。早速の訪問があったようで、食べた痕跡がある。今年もまた窓辺を楽しませてくれることだろう。ヒヨちゃん用のリンゴを買うのも楽しみ。ひところ姿を消した雀も毎日沢山やってくる。なんだかうれしくなる。二年前のコウライキジの訪問などと言ったハプニングがあるかもしれないと期待される。


雪囲い [雑感]

 暖かな日差しの一日であった。道庁の池の周りの木々が燃えるように西日を受けて輝いていた。暖かいうちに雪囲いをしなければならない。プランターの花ももう終焉を迎えている。サルビアの花だけはまだ元気がいい。木蓮の枯葉が沢山たまっている。もう少しこのままにしておいて腐食させてから、写真の材料を作ろうと思う。今年もまたヒヨドリが訪問してくれると楽しいのだが・・・


紙辞書 [雑感]

 電子辞書に対して従来の辞書を「紙辞書」というらしい。学校などでは、携帯に便利で、早く引ける電子辞書の使用を認めざるを得ない実態らしい。メーカーには悪いが、用例や語彙数の点でも「紙辞書」には及ばない。一つの語を引く時、前後の語に目をやって興味深い発見をした感動は多々ある。「辞書を引く」という言葉も死語となり、やがて「辞書を押す」がまかり通るかもしれない。利便性の点でどんどん新しいものが出回るのはいいが、使い道を分けて欲しいと思う。かく言う私は、電子辞書の使い方も分からない時代遅れ人間だ。


秋たけなわ [雑感]

 散策日和の公園は、紅葉を楽しむ人たちで賑わってた。銀杏の木の下ではフリーマーケットも開かれていた。出来るだけ人込みを離れて歩いていくと,晴れ着姿の女の子が目に入った。もう七五三の時期なのだ。すでに10年以上も前になるが、初雪の七五三を神宮で撮った記憶がある。それ以来トンと撮ることはなかったが、今日は久し振りに枯葉と遊ぶ姿とであった。

 


漢字表記に違和感 [雑感]

 

とある文章を校正している時、「切手を張って・・・」という表記に目が留まった。あ、これは貼っての間違いだなと思い赤鉛筆で直そうとしたが、待てよと辞書で確認。何と「貼る」は常用漢字でないので、「切手を張る」でいいそうだ。さしずめ漢字のテストなら×にするところだ。しかし、その表記にはなじめない。むしろ「切手をはって・・・」と平仮名表記にした方がいいと感じた。これに類したことは最近やたらと気になる。トロフィーを「楯」と表記するときも「盾」だ。漢字本来の意味を無視した簡略化には大いに不安を感じる。やがて万葉仮名のように漢字を音読みのみで表記するようなことになるのではないか。漢字文化が厳然と生活の中に根付いている台北の印象がまだ強いからそう感じるのだろうか。


若い感性 [雑感]

 

 写真甲子園の展覧会が、札幌でも近々開催される。もちろん見に行くつもりだが、先日テレビのドキュメント番組が取り上げていた。色々な制約がある中での作品作りは、私などの経験をしたことがない世界なので、大変興味深く感じた。「若い人の感性」ということをよく耳にするが、それがどういうものなのか、我々の年代の感じ方とは全く異なるものなのか、我々が全く失ってしまっているものなのか、早く見に行きたいと期待される。


寒暖の差 [雑感]

 朝出かけるときはかなり寒いので、コートを着用。ところが日中になってかなり気温が上がった。どう我慢してもコートは着ていられない。しかし、ビルの谷間を歩く時は、日が翳っているので、また慌てて袖を通す。脱いだり着たりと忙しいことだ。年齢がいくと温度調節も上手くいかないので、着るものの選択が大変だ。それにしても、もう少しコートなしで、秋の爽やかな風に吹かれて歩きたいものだ。


自宅映画館愛好家 [雑感]

 映画館に行かなくなってからどのくらい経つだろ。と言っても年に一回は大型スクリーンで耳を劈くような音響で見ることがある。さすがに迫力は違うと思う。しかし、ソファーに横になって、お煎餅やお茶を飲みながら気楽な格好で見るのにはかなわない。気に入った映画が続くときは、何時間でも楽しめる。特に誰にも電話にも邪魔されずに見るときは格別だ。シニアの入場料は安いそうだが、自宅映画館はもっと安くてすむ。十分満足している。三連休はどこにも出かけず、映画を楽しんだ。

 


遅い紅葉 [雑感]

 東京から北海道の紅葉を撮りに来ている中学時代の同級生から今朝電話があった。オンネトーの木々は青々しているそうだ。天気もあまりよくなので,能取湖のサンゴ草はどうだろうかと聞いてきた。数日前の新聞で10日くらいまで見ごろと載っていたことを告げると、ではこれから行ってみますと、元気な声が聞こえてきた。寒暖の差があまりなく日中暖かいので、紅葉にはよくないのかもしれない。9日に会う時、傑作が撮れたという話を聞きたいものだ。