言葉の恐ろしさ [写真]

言葉の使い方は難しい。時にはとんでもないことになることがある。ある送別会に出席できない人がいた時,司会者が「・・・〇〇さんから寸志をいただいています」と封筒の上書きに書いてある言葉をそのまま読んでしまった。時には本人がいる前で「・・さんから寸志をいただきました」と言う人もいる。この例は「寸志」という言葉をどう使うか知らなかった、つまりは教養がなかったゆえの失敗である。また。通夜の席で弔辞を読んだ人が「・・・心からお祝い申し上げます。」と結んだ。周りは一瞬唖然としたが、本人は緊張のあまり何と言ったのか全く覚えていない。言葉は時に恐ろしいものである。(掲載写真は我が家の石楠花)