庭の木の根明く [写真]
我が家の庭にも可愛いえくぼが幾つもできた。雪解けが始まると立木の根元の雪が同心円状に溶けて洞になる。こちらではこの現象を「木の根明く」という。曇っていても着実に進行する地象的営み一つであり、早春の風物詩である。そこに春の足音を聞く思いである。今日はかなり雪解けが進んだ。
カシワの木 [写真]
冬になるとあらゆる木が葉を落として箒になる。そんな中で色のついた木の一角が見える。始めて見た時とても驚いた。真冬に葉を落とさずにいるその生命力に。やがてその木はカシワの木だとわかった。あの5月の節句に食べる柏餅をくるんでいる葉である。ひときわ寒い朝、柏の葉は霜に覆われてまるでバラの花の様にうつくしく無彩色の冬を彩っていた。
キャッシュカード [写真]
郵便局に払いこみに行ったら現金ですると手数料がかかるので通帳ないですかと聞く。今日は持ってないと言うとキャッシュカードでもいいという。カードは持っているけどもう10年近く使っていない。いくら入っているか調べましょうとやけにしつこい。暗証番号を適当に言って調べてみるとなんと9万以上も入っていた。びっくりである。なんだか得をした気分になった。来週の誕生日に何か美味しいもの食べようかな。掲載写真は今朝は道路に張っていた薄氷
近付く春 [写真]
我々の時代は自分の学校で卒業式をしたものだが、今は広いホールで立派なステージのあるところで華やかに行われる。時代も変わったものだ。今日は全国的に暖かかったようだが、札幌は雪は解けたが暖かさはそう感じなかった。それでも道幅は広くなり、玄関周りも顔を出すようになった。春が近づいてきているのを感じる。今日は歯科で虫歯を1本直した。来週は大きな虫歯を直すそうだ。姪っ子が「おばちゃん目より歯の方が大事だからね。」という。
成績通知 [写真]
今日はかなり雪が解けたようだが、1日屋内にいたので外に出てびっくりした。入賞・入選リストから、成績通知をするのだが、数年前までは手書きで写して書いていた。今は差し込みなどという便利な方法で手書きせずにリストから印刷することができる。今はやりのSNSやネットを使ての発表も可能だが、まだPCを持たない人がいるのでそうもいかない。新聞発表もあるのだから、それまで待ったらいいのだが、少しでも早くと今日の通知を頑張る。喜びの顔を思い浮かべることが疲れを忘れさせる。
消えたフォトショップ [写真]
もう何年使っているかわからないが、相棒のフォトショップが突然画面から消えた。相棒はCS6 の段階で購入をやめているのでもうとっくに対応期限が切れているのだが、前日までは使えていた。それが突然反応しなくなったので、いよいよ限界が来たようだ。まだフォトショップを使っているので、2人で使うというわけにはいかない。私の様に毎月変える必要はないと思うのでよく聞いて、使える状態にしたい。
審査二日目 [写真]
審査2日目は清水哲朗さんを審査委員長にして、スピーディーな審査が行われた。自分が思っていた作品が選ばれなかったりするとなぜだろうと考える。これまでにない傾向の作品が選ばれてとても新鮮であった。今年の作品は一般におとなしい傾向が多かったように思う。明後日は成績発表である。通知が届いた人の喜びの顔が浮かぶ。
審査会 [写真]
今日明日の両日は審査会の日である。係は8時半集合なので目覚ましをかけて寝る。緊張しているのか夜中に何度も目が覚めた。まだコロナ禍なので、キッド検査をしての集合である。釧路などの遠くの人はこの4年間来られなかったので、隔年審査なので7年ぶりの参加だと言っている人もいた。おなじグループになった新聞社の写真部長と色々写真談義が出来て面白かった。明日は審査委員長として招聘した清水哲朗さんが見える。若い写真家の視点を吸収したい。56回から担当してきた案内状も今年で最後である。
出番のない雛人形 [写真]
デパ地下に寄ったら桜餅を売っているコーナーに長打の列が出来ている。今日は雛祭りであることを思い出す。相棒の好きな鶯餅のおいしそうなのがあたので、私も珍しく並ぶ。夕食にちらし寿司まで買って帰った。帰宅して,家にも雛人形あるんだから飾ろうかというと、即座に「いいんでないか」と言ってきた。鶯餅は私一人で食べようと思う。年寄り二人の家庭は味気ないものだ。
雪泥 [写真]
昨日の暖気で道路の雪はかなり解けてザクザクのザラメ状態のところが多くなった。もっとひどいところは池の様になっている。極めて歩きにくい。昔は天気でも長靴姿が多かったが、最近はこんな道でも短靴が目立つ。女性のブーツ姿も少なくなったように思う。これも雪国の風物詩であり春になるまでに通らなければならない試練である。
