木蓮開く

昨日あんなに人通りの多かった土手も今日は人一人歩いていない。風を伴う強い雨が降っているからだ。我が家の庭も濡れた土の上に梅とレンギョウの花びらが散っている。代わりに木蓮が5，6個花を開いて雫にまとわれている。花海棠の蕾も膨らみ、その下では100個植えたチューリップがやっと咲き始めた。今年は小さな紅白の花が多く、注文を間違えたようだ。庭のたたずまいが変わり、春は次のステージへと進んでいるのがわかる。

1年で一番賑わう日

今日は1年で一番この土手が賑わう日である。朝から家族ずれ、老夫婦、ランニングをる若者、ランドセルを背負って記念撮影をする親子、カメラマンと人の途切れることがない。丁度我が家の2階の窓からこの一番人気の桜の木が見える。私も何度か外に出てはカメラに収める。昼過ぎから花曇りの天気となったが、人出は続いていた。この場所のゴールデンアワーは5時過ぎ。夕日が手稲山に沈む前の時間である。桜は夕日を受けてひときわ美しく輝く。

春めくとき

車で10分ほどの距離にソメイ吉野で有名な公園があるので昨日出かけてみたが、まだ3分咲きで早かった。それでも爽やかで暖かな日だったので、散策をしている人の姿が目に付いた。柳の木がちょうど芽吹きの時期で春らしい気分にしてくれた。公園内の整備が進んで野球場などは良くなっていたが、その分自然らしい雰囲気が薄れて人工的な感じがした。自転車の貸し出しなどもしているのだが、コロナ禍のせいか、事務所はしまっていて子供たちの姿はなかった。

桜の木の下で

先日道庁の池の横を通ると満開の桜の下に何やらきらびやかなものが見える。近づくと新婚さんの記念撮影風景。以前は市内の至る所でお隣の国の方がスタッフを連れて写真を撮っていたが、今はいないはずだから、この日は日本人なのだろう。桜の季節に二人だけの記念写真もいい思い出になるかもしれないとほほえましく思った。

のろまな鳥さん

先日北大構内を散策していると、足もとで小さなものが動く気配がした。チチチと鳥の鳴き声がする。日ごろ鳥さんは全く撮ったことがないが、カメラを向けた方向に止まっている。とにかくシャッターを押してみた。記念写真が2枚ほど映っていた。私に撮られるなんてよほどのろまな鳥さんなのだろう。我が家の梅の木にも小さな鳥が姿を見せ始めた。此方はすばしこくて、カメラを構えるだけでも飛び立ってしまう。

予想外の結論

今日会議のあった1階のロビーに鯉のぼりが上がっていた。思わぬところで目にして楽しかった。約半数近くの人の都合が悪く欠席となったが、少ない人数で忌憚のない意見が交わされ、予想外の結論になった。話し合いというのは面白いものだ。想定外の意見が出ると皆が賛同する。時間を置くといろいろな異論が出てくるかもしれないが、今日のところは良い結論が出たと皆満足して帰路につく。

4プラ営業終了

札幌の街の中心部、三越デパートの筋向いにあってこの50年、若者のファッション界のリーダーとして親しまれてきた4丁目プラザ、通称4プラが来年1月末で営業終了になるニュースが先日流れた。若いころは私もこのビルによく通ったものだ。子供服の専門店も初めてオープンした。市民にとてはなじみ深いビルである。また見慣れた光景が消えていく。解体されて以前より素敵な建物ができたことがないので残念である。新緑の時期にまた撮っておこう。

5年の治療を終えて

今日は3か月ぶりの通院の日,採血もなく薬だけ。医者が言うには「5年経ちましたから、一応完治です。あと1回7月にCT検査をして治療は終わりになります。その後は近所のかかりつけの病院で薬をもらう相談をしましょう」とのこと。なんだかうれしいような寂しいような複雑な気持ち。そうか5年経ったのかと思う。手術の翌日カメラを持ってみた窓外の景色は銀杏の落ち葉に初雪が積もっていたことを鮮明に覚えてる。再発率2割をクリアして生き延びていることに感謝。久しぶりの街中も輝いていた。

プランターには好みの花を

風が少し弱まった夕方近く、花の苗を買いに行く。小さい花屋なので好みの花がそうない。プランタ―は10個以上あるので同じ花を4個植えるとしても10種類で40個はほしい。気にいったのだけ買って帰る。寒いので明日植えようと言っていたのにせっかちな相棒は1人で始めている。やはり植えていても気分がよくないなと言っていた。別な花屋で買い足したいと思う。写真は隣のMSの満開の桜。

咲く前の美しさ

朝から快晴。近くの保育園に鯉のぼりが泳いでいたのでカメラを持っていくと影も形もない。あまりに強風なので外したらしい。近所の花屋にプランターの花を買いに行くと定休日、今日は朝から付いていない。今我が家の庭で一番輝いているのはレンギョウである。相棒が丹精して花が寄り合うように咲かせている。咲いた花も美しいが,花開く前の咲こうとするエネルギーを全身にみなぎらせている姿も美しことが、毎日庭を眺めているとよくわかる。白いクリスマスローズを1輪切ってガラスのコップに飾った。

春のスタート

函館についに桜の開花宣言が出た。我が家の庭の梅の木にも数輪の花が咲いた。家の横の桜街道は強風に揺られていたが、枝は大きく成長し、ここかしこに1輪また1輪と花を咲かせていた。早速スマホで写真を撮ている人がいる。掲載写真は鮮やかなレンギョウの前にヤシオ躑躅が咲いているご近所の庭。いよいよ春がヨーイドンとスタートを切った。半年ぶりの色のある世界に気持ちも花やぐ。

三日続きの小雨

今日は昨日撮ったものの中から違うイメージの1枚をUPしてみる。同じ梅の木の同じ条件の時であってもこんなに違う。どちらがよいかでもどちらが好きかでもなく、その時の思いで納得できるはどれかということだろう。その決断にいつも迷う。そして決断したとたんにまたすぐ後悔する。写真には魔力がある。

雫を纏って

朝から小糠雨が音もなく降り続いている。庭の膨らみかけた梅の実にしとどに雫がたまっている。早速レンズをいろいろ取り出して家の中から窓を開けて撮る。大粒の激しい雨だとこんな雫にはならない。結構な枚数になったが、結局は雫をぼかした1枚が今日の雨には似合う感じがした。

水芭蕉

池の片隅に早咲きの水芭蕉を見つけた。この花は水の澄んだところに咲くが、周りには枯れ葦などが多くなかなかきれいな環境では撮れない。それに傷がつきやすい。よほど良い条件でないと満足のいくものが撮れない。しかし、春先の水芭蕉は清楚で美しい。街中の池でも見ることができるのはうれしいことである。

新たな命

サクラの古木から新らたな胴咲き桜の芽が出ている。新しい命の継承である。今日は昼から2つの会合が重なり、帰宅したのは8時。それでも1つ1つの会は時間を短縮して、1間半くらいで終わるようにした。みんなもコロナ禍での会合の在り方になれて無駄を省くようになった。いい習慣である。

何も知らされない不安

今日もあまり暖かくない風の冷たい1日であったが、TVが報じるサクラの開花予想日はどんどん早まっている。庭の木を見てもそんなに早く咲くとは思えない。何か根拠があるのだろうか。郵便受けにポトリと音がしたので取りに行く。葉書が2枚入っていたのでひょっとしてワクチン接種の通知かと期待したが、選挙用のものであった。順番が逆な気がする。いったいどんな形でワクチンの接種が行われるのかそれさえわが地区では知らされていない。

レンギョウ1輪

今朝やっと我が家の庭に数輪のレンギョウが咲いた。去年も同じころに咲いている。木蓮のつぼみもかなり膨らんできたように見える。梅の蕾も赤みが感じられる。これからは毎朝が楽しみである。昼過ぎにメールを開いたら苦手な校正の仕事が入っていた。集中力が薄れてきているので,年々この仕事はミスが多くなる。時間をかけて丁寧にするしかない。

ガラガラ声

暖かかった2日間はあっという間にすぎて、小雨交じりの寒い日となった。私がガラス拭きをすると翌日は必ず雨になるというジンクスはいまだに健在だ。今回は少しのガラスだったので助かった。最近は鼻つまりがひどく朝はガラガラ声なので,電話に出た人はその声どうしたのと驚く。耳鼻科の先生の話だともう少し暖かくなって鼻の状態がよくなり改善されるでしょう、悪いものでないので安心してくださいという。音読を勧められた。

太っちょなつくしん坊

元気なつくしん坊を見つけた。家の近くのはまるで栄養失調のようだが、これは丸々と太っていてとてもかわいい。日当たりがいいか悪いかでこんなにも違うのかと改めて驚く。陽気につられてガラス吹きを少しする。網戸についている汚れがひどい。先日直しに出したスカート受け取りに行く。よく・・・センチも伸ばせるものだと感心する。楽に着られるようになった。

春スタート

今日は暖かな休日となった。相棒は花壇の肥料を買いに近くの花屋さんに。私は北大の第二農場まで散策に出かける。すっかり雪の溶けた構内は枯れ木がきれいに整理されていた。足元の枯れ葉がカサカサと音を立てる。そこから一面に黄色の小さな花が咲いている。キバナノアマナであある。去年も同じころに咲いていた。その隣は白いアズマイチゲ、エゾエンゴサクなど春の山野草が咲き誇っている。枯れ葉の上に這いつくばって、地面にカメラを置いてシャッターを押す。春の日差しが心地よかった。